先日「ジュラシックワールド/ 新たなる支配者」を見てきた。コロナが流行りだしてからは映画館には行くことがなくなってしまったので4年ぶりの映画館だ。
前作の「ジュラシックワールド/ 炎の王国」以来だ。恐竜と宇宙人は映画館の巨大スクリーンで見るに限る。家の小さなテレビ画面で恐竜が吠えても何にも怖くない。
前回行ったときにはチケットの購入が自動販売機になっていて、ちょっと戸惑ってしまった。それを思い出してあらかじめネットで購入方法を調べ復習してから行った。
どうせなら事前に予約してしまおう。面倒くさいけどクレジットカードを出してきて予約した。家にいて座席が予約できるのはいいね。でも映画館で販売機でチケットを発券するというのは二度手間になる。そこを考えると便利なのかどうかわからない。
ジュラシックシリーズは6作もあって1作目が封切られたのは1993年、もう29年も前のこと。映画館で見たことを覚えている。
29年前は私も若かった。1作目の「ジュラシック・パーク」に出演していた主演俳優たちも若かった。新作映画の「ジュラシックワールド/ 新たなる支配者」を見ると彼らも年をとった。私も年をとった。すべての人、あるゆる人がもれなく年をとる。
「ジュラシック・パーク」を見て感じたこと、恐竜が主役、いつ出てくるかわからないから映画から目が離せない。一緒に見ている後期高齢者もアッとかウッとか言って画面を見つめている。面白いから寝られないようだ。
恐竜とガラス越しに目が合ったら、口を大きく開けて鋭い牙を見たらどんなに恐怖なことか。でもいつも思うけれども恐竜って手が体の割に小さい。獲物を追いかけてけっこうな早さで走るが、そのときの両手がかわいい。なくてもよいくらいの小さな手だ。
ジュフ・ゴールドブラム演じるイアン・マルコム博士は印象が強かった。体も大きいが、眼光が鋭くて怖いくらいだった。この人「ザ・フライ」という強烈な映画で熱演していた。気持ち悪いところもあったが、ホロッとする部分もあった映画だった。
ジュラシックシリーズを最初から見直していて今3作目まで進んだ。その中では1作目の「ジュラシック・パーク」が一番面白いように思う。話がシンプルだ。さりげなく人間が生命を生み出すことを批判しているし。
恐竜は見てみたいという気持ちはあるが、現実にいたら困ります。