ヨーロッパの富裕層のお話で、自分とは全く縁のない世界。だからこそ楽しめたかもしれない。お金がないのも大変だが、あるのも違う意味で大変、マネーロンダリングやその他いろいろ怖いことも関わってくる。
主人公の女性は美術品のキュレーター、キュレーターとはなんぞや、美術館や博物館などの展覧会の企画・運営・構成などを専門的に行う人らしい。夫は銀行の頭取でリヴィエラの有力者、夫とはかなり年齢がはなれている。妻は夫の子供たち(前妻の)に近い年齢だからね。またこれが事情を複雑にしていくのだが。
夫が船の爆発により死亡してしまうところからドラマは始まっていく。いきなりドラマの中に放り込まれたような感じで、最初は人間関係など状況を把握するのに手間取った。それ以後はどんどん話が進んでいく。アルコールやドラッグ、殺人などがついて回る。展開が早いので飽きません。集中して見ました。
見ていて気になったこと、住居が家というより邸宅、使用人もいる。とても豪華だが維持費がかかるだろうなどと考えてしまった。貧乏人根性ですね。そんなの彼らは考えたことがないだろう。でも銀行を経営していくのもなかなか大変そうにみえたので。
それから富裕層ってワンピースが好きなのかな。主人公や前妻はほとんどの場面でカラフルなワンピースを着ていた。たまたまか。着脱が簡単ということもあるだろうが、スーツの窮屈さと比べると自由に生きているように思えた。でも悩みも多いかもしれない。
シーズン1も2もえっそうなるのというお話ばかり、暑いのも忘れて楽しめました。