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初めてのアルファ米

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災害に備えて水や食料を保管しておくとよいとよく言われているが、あまり準備していない。地震の時は「あっそうだ、用意しなくちゃ」といつも思うが、なかなか実行できなかった。



先日のAmazonのセールを見ていたら、災害の備蓄用品のセールが行われていて、その中にアルファ米のセットが表示されていた。アルファ米という言葉は聞いたことがあるが、それがどんなものなのかわからない。



数週間前にテレビの料理番組でアルファ米を使ったレシピが紹介されていた。袋の中に熱湯を入れて袋をチャックして放置しておくと、あらまあご飯になっている。不思議、不思議、そのご飯を使ったレシピは美味しそうだった。


その番組が頭の中にあったので、Amazonでアルファ米のセットを見たときは思わずクリックしてしまった。見てみたくて、食べてみたくて。



翌日届いた段ボールに表記されていた賞味期限はこちら

アルファ米
5年保存できる。レビューを見ると5年持たないセットもあったそう。

段ボールを開けました。セットは10パック、5種類が2個ずつ入っていた。

アルファ米
アルファ米
白米、ドライカレー、きのこご飯、五目ご飯、わかめご飯の5種類

アルファ米とは炊きたてのおいしさをそのままに、急速乾燥したもので、お湯か水を注ぐだけでご飯ができるという説明が袋に書かれていた。フリーズドライの常温版?



このまま5年保存すべきだろうが、好奇心が私に味見しろと命じてきた。1回くらいは食べてみないと、いざ非常事態になったときにあの味なら大丈夫と安心できないではないか。そこで1袋を試食してみた。

アルファ米
試食は五目ご飯

袋の底を広げて安定させて開封、中にはスプーンと脱酸素剤が入っている。災害時にはスプーンがないときもあるからスプーン付きは気が利いている。


スプーンの長さは11cmくらい、スプーンの頭の一番広い部分は2.5cmくらいだった。小さいけれども非常時に食べるには十分な大きさだ。



脱酸素剤は必ず取り出すことを袋に赤く明記している。取り出さないで水を入れちゃう人が多いのだろうか。

アルファ米
アルファ米
米粒って感じはしないね。角張っている。固い。

お湯か水を注水線まで注ぐ、約160ml。熱湯だったら15分、水だったら60分、袋を閉じて待つ。

アルファ米
注水する前

15分たちました。開けてみるとこんな具合、具が大きくなっている。米も膨張している。具はこんにゃく、乾燥しいたけ、乾燥人参、乾燥ごぼう、乾燥ひじきなど。袋を持ってみるとずっしり重くなっていた。

アルファ米

お茶碗によそってみた。ちょっと固いかな。でも食べられます。味は薄味、醤油味がほのかに感じられる。災害時には水が貴重だからあえて薄くしているかもしれない。のどが渇いて水を飲みたくても十分に飲むことができない場合もあるだろう。


普段作る五目ご飯のようにはいかないが、非常事態だったらとても美味しいと思うだろう。


注水前は100gだが出来上がり容量は約260g、お茶碗1.7杯分、379lcal、タンパク質7.6g、脂質2.1g、炭水化物82.4g、食塩相当量2.39g、特定原材料等アレルギー物質28品目不使用、米は国産米です。


写真に写っている量は全量ではない。袋の中に少し残っていて、後で食べたらご飯がやわらかくモチッとしていた。


最初に食べたご飯と比較するとはずっとおいしかった。今回は指示されたとおり15分待って食べたが、もう数分、いや5分くらい待って食べたほうがおいしいかもしれない。それから注ぐ水分ももう少し多くしてもよいかもしれない。これは好みだけれどもね。


5年後までこのセットを使用することがないように願っているが、こればかりはなんとも言われない。それよりもその前に何かと理由をつけて食べてしまいそうな気もする。

アルファ米

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