Amazonで購入したおせち「花春雅」です。12月30日に届きました。
1-2人前で34品、国産ふぐ刺付きです。
中国産主原料不使用で、国産のしいたけや九州近海の魚介類などが使われています。このおせち、年末のおせちのランキングでは常に上位に入っています。
手のひらサイズのおせちなので、届けられた箱も小さかったです。
開けてみました。風呂敷に包まれています。
風呂敷を取ったお重の高さは3段で約14cmです。
冷凍で届くので解凍しなくてはいけません。同封されたちらしには、お重を重ねないでラップしたまま冷蔵庫へ入れて、20-24時間解凍すると書いてました。ラップで封印されていたので、このまま冷蔵庫へ入れました。
手のひらサイズとはいえ、3個もあるとけっこう場所を取ります。冷蔵庫の中を片づけて、ようやく入りました。
解凍後、食べる前に常温(約18度)くらいの場所で1時間ほどおくと、より一層美味しく食べられるとも書いてます。
これはOisixのおせちでも注意されてました。これをするとしないとでは、味が違います。解凍後すぐに食べると冷たすぎて味がしないのです。だから今回もしっかり常温の部屋に置きました。
解凍後の3段重です。小さなお重の中におせちがぎっしり詰まっています。意外に入るもんですね。きれいな盛り付けです。
お重の幅は約14cmです。
壱の重です。
紅白かまぼこ、伊達巻き、田作り、梅麩、杏干し、紅白なます、黒豆、手毬麩、栗きんとん、昆布巻き、ひょうたん煮、海老姿煮、数の子の13品が入っています。伝統的な和のおせちですね。
この海老はおいしかった。薄味ですがしっかりと味がついてました。昆布巻き、かまぼこ、伊達巻き、数の子すべて2つずつです。
皆一口サイズですが、ちょうどよい大きさです。かまぼこなどの練り物は満腹感があるので、大きなものを食べるとほかのおせちがあまり食べられません。このサイズ気に入りました。
黒豆も田作りも少量でいいのです。縁起物なので食べたいけれども、ちょっとあればいいのです。特に田作りはいつも残ってしまいますが、今回は残さず食べきりました。
ひょうたんを食べたのは初めて、漬け物のようで歯ごたえがありカリカリしていました。
縁起物を食べたので、今年はいいことがたくさんあればいいけど。
弐の重です。
鮭の西京漬焼、松笠烏賊の塩麹焼、蟹爪、彩り野菜のカポナータ、鱈のトマトバジル煮、鯛のエスカベーシュ、椎茸煮、魚介のトマト煮、菜の花サラダ、ローズスモークサーモントラウト、イクラ醤油漬の11品入りです。
蟹爪がかわいい。取りやすいようにカットされた爪を取ると、2cmくらいの身が出てきました。面白い。パクッと食べました。蟹を本格的に食べたい人は、蟹を別注文したほうがよいです。
鮭も烏賊も鯛も味がよくて、ごはんに合いました。カポナータはパプリカをオリーブオイルと塩で炒めたものです。鯛は揚げてから白ワインビネガーでさっぱりと仕上げられています。イクラはサーモンの中に入っていて、薔薇の花のよう。
参の重は洋風のおせちです。
鶏肉とキノコのテリーヌ、グリーンオリーブ、合鴨ロース、生ハム、若桃甘露煮、鶏肉のトマト煮込み、海老の手毬団子、枝豆の手毬団子、ミラノ風サラミ、ローストビーフの10品です。
緑色の丸いのが若桃甘露煮、甘酸っぱくて箸休めになります。色を見ると桃とは思えない。グリーンオリーブはグリーンではありません。手毬団子は魚のすり身に枝豆や干しエビを入れ、山梨産の大和芋とろろを混ぜて蒸し上げて調理されています。手が込んでいます。フワッとしていて優しい味です。
合鴨ロースも生ハムもローストビーフもテリーヌも、ワインに合いそうですが、ビールにもよく合いました。どれも美味でしたが、その中でもローストビーフはおいしいの一言。また食べたい!
ふぐ刺です。紅葉おろしとポン酢がついていました。それにつけてごはんにのせて食べました。ふぐは食べる機会がないのでうれしいです。
同封のちらしです。
34品のお品書きの説明と解凍の仕方、添加物などが印刷されています。説明を読みながらおせちを食べるとまた味わい深い。
2袋のだしパックも付いていました。「上品な割烹風のお雑煮を」という文言もあります。お雑煮の作り方も書いています。
手のひらサイズのおせちということで、満腹感はあるのかどうか心配していましたが、見た目とは大違い、1度では食べられませんでした。薄味なので食べていくと飽きてくるといったこともなかったです。花春雅はちょうどよい量です。なによりもおいしかったです。とても満足しました。