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ふかしなす

9月になったと思ったら、もう1週間もたってしまった。雨続きの8月と違って暑くて晴れの天気が多い。でも8月の暑さとはどこか違っていて朝晩は涼しい。後ろに秋が控えている暑さだ。



なすの旬は夏といわれている。夏以外の季節になすを食べたことがあるが、あまり美味しくなかった。やっぱり夏のなすはおいしい。味がしっかりしている。なすを食べるのは夏と決めているので、今は思う存分食べている。


先日スーパーに行ったら丸なすが売っていて、「もうすぐ終了です」と書かれていた。そうなんだ、そのうち食べられなくなってしまうんだ。


丸なすはころんとした形をしていて固い。長なすのやわらかさはない。うちでは「ふかしなす」として蒸して食べる。皮をむいて蒸し器の中に重ねて蒸す。固かったなすが蒸されると、爪楊枝がスッと中に入ってしまう。蒸す時間は10分はないと思う。

家族用に小さく切ったなす、ほんとは大きめのなすにガブッとかじりつくほうがおいしい。

きのうは生姜醤油をつけて食べた。なすの味って「これだ」といえないような味だけれどもおいしい。何なんだろうね。


こうしたシンプルな食べ方をすると、特になすの味のなさが引き立つ。赤でも黒でもない白でもない味というか、でもいつの間にか口の中がなすの味だらけって感じ。


今日は大根おろしをたっぷりつけて食べた。大根おろしとなすの相性は抜群、揚げなすにも大根おろしは必須アイテムです。



夏によく作るなすのお味噌汁、冷蔵庫に入れて冷やして翌日に飲むのが本当においしい。
なすは味がないからこそどんな食材にも合うのかもしれない。