元旦に届いた年賀状の中に転居の通知を兼ねたものがありました。近くに住む親戚からの年賀状で、独居に限界を感じ娘夫婦の家に同居することになったという内容でした。80代の叔母のことですからそれもありと思いました。今までよく頑張ってきたと思うくらいです。
この先こうした便りは増えていくことでしょう。年をとるのはさけられませんから。
そこで気になるのは電話、それも固定電話です。
固定電話にかかってくる電話はセールスと親戚からの電話、たまにごくまれに親戚からかかってくる電話といえば誰それが亡くなったという電話ばかり。
セールスにしろ親戚からの電話にしろあまり気分のよいものではないので、呼び出し音が鳴ると少々気が滅入ります。
普段は留守電にしておいて電話には出ません。登録された電話番号のみ出ます。登録されていない電話番号をネットで調べると関わりたくない番号だらけですぐに着信拒否、どんどんそのリストが増えていきます。
固定電話で発信することはめったにないし、受信するのはこうした電話だけなのでもう固定電話は必要ないのではないかとここ数年考えてきました。維持費もかかりますし。
母はそれでも固定電話はいると言っていましたが、今回の年賀状であきらめがついた様子、固定電話で連絡を取り合う親戚は少数でそれもジリジリと減っていく。今年中に固定電話は解約することにしました。
何十年も使用してきた電話番号ですが仕方がない。少しさみしさを覚えます。