18年ぶりに取り替えました
リフォームしてから早18年、ビルトインコンロが劣化していたのは気がついていました。定期的にゴトクやバーナーリングを洗っていても、こびりついた焦げは落としきれない、バーナーリングは欠けていってガスの炎が均一に出なくなる、といった状態になっていましたからね。しまいには炎が1ヶ所強すぎて鍋の底が黒くなることもありました(その時は危険と思っていなかった、業者さんに指摘されて初めて危険だと思った)
でもビルトインコンロだけを取り替えることができるのかわからない、それにリフォームした時の価格を考えると、取り替えにはとてもお金がかかるのではないかと勝手に思っていました。
たまたま電気温水器の掃除を頼んだ業者さんが持ってきたチラシに、ビルトインコンロの交換が載っていました。コンロの代金と工事費や処理費込みで5万ちょっと、えっこんなに安いの、驚いた、数十万もかかるのではないかと思っていたのに。
チラシを元にネットの検索をしてみると、ガスコンロの価格がまー安い、2万円台からあるではないですか。チラシに載っていたコンロはAmazonでは29,000円ほどでした。取り付けやなんかを考えると、温水器を掃除してくれた業者さんに頼むのが一番いい、というわけでコンロの交換をお願いしました。
交換にかかった時間は、前のコンロの撤去も含めて2時間くらいでした。手際よくサッサと終わりました。
新しいコンロ
これです、リンナイのRB32AM4H2S。シンプルな作りですが、Amazonではベストセラー1位になっています。天板はホーロー、今はガラストップが主流みたいですが、価格を考えるとまあ、ホーローになりますね。
前のコンロは吹きこぼれた時に、天板がへこんでいたせいか汁がたまったり、また汁がコンロの内部に入っていくこともけっこうありました。それがとてもいやだったけれども、新しいコンロは内部に入りにくい作りになっています。それでも吹きこぼさないように注意しないと。
新しいコンロは、ゴトクもバーナーキャップも軽くなっています。排気カバーもです。軽くて掃除しやすい。こうした部品はリンナイのオンラインショップで販売されているので、あまりに汚れたら購入しようと思います。グリル皿や焼き網、グリル扉も交換できます。価格もそんなに高くないし。それを知ったら、あんなにごしごし掃除していたのが馬鹿らしくなります。
天板にSiというシールが貼られています。これはSiセンサーが搭載されているコンロということを意味しています。2008年4月以降に製造されたガスコンロにはすべて搭載されています。
取扱説明書によれば、このコンロに搭載されている機能は11個
- 天ぷら油過熱防止機能
- 立ち消え安全装置
- コンロ消し忘れ消化機能
- グリル消し忘れ消化機能
- 焦げつき消化機能
- 点火ロック
- 中火点火機能
- グリル過熱防止センサー
- コンロ・グリル操作ボタン戻し忘れお知らせ機能
- 高温自動温度調節機能
- グリルお知らせブザー
すごい!これだけでもコンロを交換してよかった。
グリルです。最初開けた時、あまりに軽くて拍子抜け、前のコンロとは比較できないほど軽い。指1本で開けられるくらいです。それにサイズが大きい。ゆったりしています。
正面です。上から火力調節つまみ、コンロ用操作ボタン(ここを押して点火)一番下は電池ケースです。火力調節つまみも軽い軽い、スーと左右に振れる、火力が強いのでめったに最大火力の右端にもっていくことはありません。いつも真ん中くらいです。
電池ケースの左上には高温炒めモードがあります。これを使用すれば通常よりも高い温度で使用できますが、普通でも十分な火力なので使っていません。真ん中には点火ロックがあります。ロックしておくことで、小さい子供のいたずらや不注意からの点火を防止します。
右端の赤いランプは電池交換サインです。
新しいコンロになってから気づいたことは、火力が強いこと。お湯も前よりは短時間で沸くし、炒め物も早くできます。それに焦げつきが少なくなったような気がします。麺のゆであがり時間も短くなったし、もう至れり尽くせりです。必然的に調理時間も短縮されました。これが一番うれしい。10分くらい短くなったかな。たかが10分ですが、されど10分。料理は毎日のことだから、10分が積み重なっていくと、大きな時間になります。夏の暑い時間に台所にいる時間が10分短くなるということは、心身共に楽になるということ。素晴らしい。
ガス代も私の使い方では、1ヶ月500円ほど安くなりました。お財布も喜んでいます。ほんとに取り替えてよかった!