いつもは1,380円以下のkit Oisixを取ることが多いのですが、今回は奮発して1,640円の「五十嵐シェフ特製チンジャオ焼きそば」と「ほのあまクリーミー中華コーンスープ」を注文しました。レシピです。
焼きそばの食材です。
焼きそば、エリンギ、パプリカ、ピーマン、緑豆もやし、化学調味料無添加チンジャオソースだれ、使い切り片栗粉、北海道ポーク切り落とし、
片栗粉はスープの食材に入れてしまったので、ここでは写っていません。ピーマンはカット済みです。
エリンギは縦にさきます。パプリカは縦に切ります。うちでは歯が悪い人がいるので細く切りました。
焼きそばは袋の端を少しカットしてレンジで2分加熱します。
豚肉はビニール袋に入れて、醤油、酒、こしょうを入れてもみ込んでおいてから、片栗粉をまぶします。最後にサラダ油を少し加えて混ぜておきます。
温まった焼きそばを焼きます。油を入れて麺をフライパン全体に広げて、あまり動かさないでへらなどでおしつけながら、中火で両面2-3分ずつ焼きます。写真はひっくり返した後の焼きそば、焦げ目がついています。
あまり固く焼くといやがる人もいるので、カリカリにはしませんでした。食べやすいようにフライ返しで適当な長さにフライパンの上で切りました。
今度は具の番です。豚肉を炒めてからエリンギを入れます。豚肉の香ばしい香りがしてきました。下味の醤油ですね。
エリンギがしんなりしてきたら、残りの野菜とチンジャオロースだれ、水と中華だしを加えて炒めます。中華だしはなかったので省きました。それでもおいしかったです。
さらに醤油と酢を足します。ほんとはレシピ通り、大さじ1とかきっちり計って入れればいいのでしょうが、私は味見しながらの目分量です。酢の香りも漂ってきました。この酢がとてもいい味をだしています。ぐっと味が引き立ちます。
豚肉のまぶした片栗粉のせいか、とろみが出てきました。赤いパプリカがアクセントになっています。
麺の上にかけて出来上がり、とてもいい香りがします。酢の香りが食欲をそそります。家族も香りをかいだだけでおいしそう、と言ってました。おいしいものは食べる前からわかりますね。
焼きそばといえばソース焼きそばの我が家です。チンジャオ焼きそばは初めてです。とってもおいしかった。麺も具も文句なし、また食べたい、野菜がたっぷりな点もうれしい。パプリカもエリンギも普段は食べることがないのですが、この料理にはぴったりの食感と味でした。ピーマンの苦みが緩和されたのもパプリカやエリンギのおかげなのかな。チンジャオロースだれは気に入りました。Oisixで扱っているのなら注文したいです。
次は中華コーンスープです。
食材は玉ねぎ、スイートコーン缶、卵、化学調味料無添加ホワイトソース、使い切り片栗粉、化学調味料無添加鶏ガラスープです。
玉ねぎ、コーン(汁ごと)、水と鶏ガラスープを入れて加熱します。
玉ねぎに火が通ったら、ホワイトソースをお玉に入れて味噌を溶くようにしてよく溶かします。写真はソースが溶けこんでいて、白くなっています。
火を止めて水溶き片栗粉を入れ混ぜ合わせます。そして点火して溶き卵を廻し入れます。卵が浮いてきたらおしまい、塩で味をととのえます。
薬味としてねぎを加えました。
中華コーンスープにホワイトソースとは考えつきませんでした。シチューのようでシチューでない、食べたことがない味でした。でも中華っぽいのです。これもレパートリーに加えたい。寒い季節にたっぷり飲んでみたいスープでした。
どちらの料理もこれまで私が作ったことのない味でした。食べたことのない味を味わうと、なんか興奮するというか楽しくなります。何かの記念日にお寿司やピザなどを食べるのもよいですが、ちょっと高めのシェフが監修しているkit oisixを食べるのもあり、と思いました。
レシピによると五十嵐美幸シェフは22歳で「料理の鉄人」という番組に、最年少挑戦者として出演したそうです。「料理の鉄人」とは懐かしい、人気番組でした。今思うと食材がすごかった番組でした。彼女の料理のモットーは「家庭で作れるプロの味」「野菜を多く使った中華」、どちらも今回のメニューにぴったりです。これまで作ったkit oisixの中では一番野菜が多かったような気がします。
料理時間は30分ほど、のんびりやっていました。野菜を切る手間が省けただけでも気持ちに余裕がでます。ごちそうさまでした。